木曜日, 3月 15, 2012

ワームホール型の椅子?!

Igor Lobanov氏の手による椅子なんですが、構造としては簡単で、SFファンとしては興味深いデザインです。その名にもある事でわかる通り、組み立て時には水平/垂直方向に直行する穴が面同士をつないでおり、その様子がまるでブラックホールとホワイトホールをつなぐワームホールのモデルの様に見えます。穴の周りに見える模様も苦心しており、組み上がった際には同心円状になる様になっています。とは言うものの、構造的には難しいものではなく、これは2枚の長円形の樹脂製の板を2枚、ジッパーでつなぐ事によって作り出されます。固定されるのは2枚の板を接合する枠部分と、それぞれの穴の内部の計3カ所になります。構造上、ジッパーが一カ所でも壊れたら構造が保てない事になりますが、逆にこれを一発で踏みつぶせる様な方はどれだけの者かと。SFファン向けの喫茶店等に置いてく様な椅子としては、面白いと思います。
参照:Wormhole Folding Seat

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