Northrop Grumman社から、多目的軽装甲車「Hellhound」がAUSA2015に出品された様です。ごつい4輪の車両で、6名の兵士が乗り組む事が出来ます。上部にはウェポンベイが用意され、標準ではATK M230 LF30mm機関砲が装備される予定です。携行弾数はそれほど多くはなさそうですが。このウェポンステーションは、車内からコントロール可能になっていますから、安全性は比較的高くなります。とまぁ、この辺りならば単なるリプレースかなと思ったんですが、不思議なものが標準装備に入ってます。出力120kWもの発電機を内蔵している事で、軽装甲車とは言ってもこれだけの出力は必要ないんじゃね?と思う訳です。実はこれにも訳がありまして、将来的に搭載される予定の武装に、10kwの半導体レーザーがある為です。つまり、レーザー兵器を搭載する事を前提とした車体な訳で、アニメや映画の中でしか実現していなかったレーザー兵器が現実のものになってきたんだなぁと実感してしまいます。レーザーウェポンそのものは展示等がなかった様ですが、出力等からは一般車やドローンの類いならば十分に対抗できるものと思います。実際に、いつ頃にお目見えするのかは未発表でした。
参照:Meet the Hellhound, Northrop Grumman’s New Light Reconnaissance Vehicle
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