イタリアのTecnam社から、どこかで見たことがある様なデザインの「P-Jet」の開発計画が発表されていました。小型のジェットエンジンを背負う様に搭載し、それにあわせて尾翼はH型になっているのが特徴です。ちょっとした軍事マニアな方ならば、これがWWII時に開発されたハインケル社のHe-162、通称サラマンダーと言う機体にクリソツである事はお分かりだと思います。しかも、開発しようとしているのが、枢軸国の一角をなしたイタリアのメーカーと言う訳で、いろいろと滾るものがあります。もっとも、エンジンそのものはかなり小型で、サラマンダーとは違った低翼式なので、かなり印象は違ってみえますが。つか、イタリアなんだから、カンピニN.1をモデルにしろと…。
広めのキャノピーからも推測される通り、この機体は並列複座型で、主として飛行訓練用として開発される様です。順調にいけば数年後に開発できるとされていますが、実機がどうなるかはちょっと楽しみです。出来れば、肩翼式の主翼を備えた、単座型も開発して欲しいものです。当然、日本も先尾翼式の震電をベースにした機体を…。
参照:TECNAM ‘P JET’ AIRCRAFT EVALUATION PROGRAMME
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