FPS等ではお馴染みだったのかも知れませんが、SIX12社からユニークなショットガンが販売されています。一般的なショットガンはチューブ状の弾倉に弾を詰め、マニュアル操作で弾丸を移動させる事で発射する事ができます。一部機種では、このあたりを自動で行なう様にした製品もありますが。また、弾込めの関係上、ほとんどのショットガンでは銃身に沿ったチューブ状のマガジンを採用しています。このSIX12では、リボルバー式の弾倉に12ゲージの弾丸を入れ、これをグリップよりも後方に配置しています。リボルバー式弾倉では弾丸を入れるのが面倒なのではとも思ったのですが、実はリボルバー式の弾倉をまるごと着脱可能にしており、打ち尽くしたら弾倉ごと入れ替えると言う豪快な手法をとっています。あらかじめショットシェルを入れた複数のマガジンを持っていれば、ショットガンとしてはあり得ない短時間でのリロードが可能です。リボルバー式拳銃のクイックリロードどころの騒ぎでは無く、マガジン毎の交換はオートマチック拳銃を彷彿させます。もちろん、単独で使用できる様にはなっているのですが、軍用としてグレネードランチャー代わりにライフルに取り付けられる様な製品もでている様で、先頃開催されたShotShow2017でも展示されていた様です。まぁ、大幅な重量増になるので、あまり現実的ではないのかも知れませんが、限定的な面制圧用武器としては意味があるんじゃないかと。軍の対ゾンビ戦装備として、映画とかにでて来そうですけれど。ちょっと面白いショットガンだと思います。
参照:SIX12™ Modular Shotgun
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