金曜日, 3月 10, 2017

【Ital Design】空飛ぶ車の最新コンセプト?!

Ital Design社とAirBus社が共同で発表したのが、新交通システムのコンセプトデザイン「PopUp」です。従来から空飛ぶ自動車コンセプトはあり、実際に開発もされてきましたが、このようなコンセプトのモデルが発表されるのはきわめて珍しいですし、今風かと思います。最大の特徴は動力ユニットを分離して考えていることで、中核をなすコックピット/カーゴユニットに、地上走行用のモビルユニット、空中移動用のドローンユニットのいずれかを合体させて使用します。また、ドライバーズシートの周りには操縦用のハンドルやジョイスティックなども無いので、無人走行/飛行を想定しているのかもしれません。情報は、すべてフロントガラスに投影されます。確かに、空を飛ぶためのプロペラや主翼などは地上走行時にはデッドウェイトになるだけですし、空飛んでるときにはタイヤなどは空気抵抗の元になるだけですから,必要の無いものは外しておくというのは正しい道筋です。しかも、それぞれのユニットは必要に応じてコックピット/カーゴユニットと分離合体し、それぞれの動力ユニットは使用を終了すると地域の集積ステーションに自動的に帰還する、と。あくまでもコンセプトモデルのため、実際に使用するためには越えなければならない壁が技術的/システム的にある事が容易に想像できます。ただ、コンセプトとしては悪くは無いですし、分離合体のシステムはかなり目新しいと思います。DARPAのフライングジープよりは、よほど都市的かと。
まるで、グレンダイザーのスペイザーシステムを彷彿させるシステムと言えます。きっと、そのうちに水上/水中用のユニットやら、地中用のユニットやらが発表されて…。

参照:PROJECTS POPUP

0 件のコメント:

Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム) Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)