DARPAが以前に電動モーター駆動の24発VTOL「XV-24A」のコンセプトを発表していましたが、サブスケールモデルのテストを完了したと発表しています。同時に発表された動画は本体上面2カ所、下面1カ所、さらに外部からの映像を合わせた4画面構成で、ファンユニットの向きの可変による垂直上昇/降下、外部カメラによる水平飛行の様子が捉えられています。特に後方に配した主翼の動きは、ちょっと面白いです。浮く事自体は予想されていましたが、テストと言う事もあってか、ちょっとゆっくり気味な感じです。まぁ、元々がスピードを目指す様なものではないので、ある程度は予想された動きでしたが。試作機と言う事もあり、高い機動性を要求されている訳ではありませんし。今後、この機体がどうなるのかわかりませんが、その静粛性からは軍事向けのドローン開発に進んで行く可能性はありますし、コスト次第ではドローン等に応用されて行く可能性はあります。型番の類似性と、ダクテッドファンの採用と言う所から、ちょっとだけ巨大なダクテッドファンを装備したベル社の試作機を思い起こしたりして。
参照:DARPA Completes Testing of Subscale Hybrid Electric VTOL X-Plane
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