Raytheon社から、米陸軍と共同で、攻撃ヘリのアパッチに高エネルギーレーザー兵器の実験を行なった事が発表されています。こうエネルギーレーザー兵器が戦闘機に搭載されるかと言う話題もでていますが、縁への搭載はエンジン振動や風等の影響を受け易い点、地表近くでのホコリの影響等もあって、レーザー光を指向する事ですら難しいと言わざるを得ません。それでも、1.4kmの距離で目標にレーザー光を当てる事ができた訳で、これも赤外線センサを含む複合センサが組み込まれた賜物と。研究開発が続けば、発射されたばかりの地対空ミサイルを破壊する事くらいまではできるかも知れません。実験内容の詳細については軍事機密なので非公開ですが、実験ではビームがあたったと言うレベルで、目標物の破壊まではとてもとても。SFアニメの世界はまだまだです。
ミサイルポッドの代わりに装着された大型の白いレーザーポッドからは、多数のケーブルが機内に向けて伸びており、いかにも急造の実験用と言う感じがしないでもありません。
参照:Laser strike - A high energy laser mounted on a helicopter shoots a target in groundbreaking test -
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