一般的に、自転車は盗難に遭い易く、なかなか見つけにくい傾向があります。一方、スマフォはGPSを装備し、インターネット経由で現在位置を知る事が出来ます。では、この機構を自転車に組み込んだら、盗まれた自転車が戻って来る可能性が高いのでは?というのが、CES2015でConnected Cycle社が発表したConnected Pedalです。ペダルにGPSやセンサを組み込んで位置情報等を記録し、GPRSによってインターネット接続することでスマフォ等にそれを通知する事が出来ます。GPRSがGSM電話網を使用するために日本では使えませんが、多くの国で自転車の軌跡をトレーシングできる事になります。また、発電機構とバッテリを内蔵しているため、外部からの電源供給が不要になり、単独で動作します。なお、1時間の走行で、数週間程度の動作に必要な電力が発電できるらしいです。ペダルそのものは一般的な形状で、多くの自転車に取り付けが可能です。まさか、自分が使っている自転車のペダルから位置情報が通知されている等とは、想像もできない事でしょう。何しろ、ペダルがなかったら、自転車を漕ぐ事も出来ませんから。
参照:Connected Pedal
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