サンディア国立研究所社から、自爆テロの爆弾を検出するシステムに付いて発表がありました。現在もISIS等による自爆テロが繰り返されているのですが、それによる犠牲者も悪い意味で鰻登りと言うのが現状です。また、2020年の東京オリンピックに付いてもその危険性が指摘されており、可及的速やかな対応が望まれていますが、それが非常に難しい事も事実です。サンディア国立研究所のCBD-1000はR3 Technologies社との共同開発の製品で、三脚とその上に乗った小型の箱の様なセンサで構成されています。この製品ではXバンドレーダーを使用する事で、金属/非金属の爆発物を検出する事ができる様になっています。設置には15分程、トレーニング受けていない担当者でも30分程の訓練で使用する事ができると言う簡便なもので、検出にかかる時間は1.3秒と驚く程に短時間です。スキャン可能な範囲は2.7mほど。これが実用的であれば、オリンピック会場の主要な出入り口に配置して、検出を行なって欲しいところです。その前に、コミケ辺りで実験可能だとは思うのですが。なんにせよローコストで、高検出率のセンサが実用になる事を祈ります。
参照:Sandia engineer helps design a way to expose suicide bombers before they walk into a crowd
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