Schwinge社でスーパーヨットのコンセプトデザインが発表されています。水中翼船の一種であり、水上部分は三角錐状になっています。そこから水中にブームを伸ばして、水中翼装備の魚雷型動力ユニットと結ばれています。低速あるいは停泊時にはブームを縮め、水上には三角錐の構造物だけが見える様になるので、とてもこれが動力付きのヨットには見えません。加速を開始すると同時にブームを伸ばし、高速巡航時にはブームの一部が水上にでるくらいにまでなるそうです。水中翼は串型配列で、十分に水流を受ける事で実現は可能と思われます。ただ、まぁ、どこかで見た様な船体じゃないかと。三角錐型の上部構造物はブルーシティ、上下にブームが伸びて水中/水上の船体を結ぶ姿は海底要塞サルードに近いデザインに見えます。してみると、日本のマンガデザインは40年近くも先行しているのかと感慨深いです。
参照:Superyachts - (HYSWAS, SWATH & Special 'Foiling' Yacht Concept Design)
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