DARPAから垂直離着陸実験プレーン(VTOL Xプレーン)uの開発が台にフェーズに入った事が発表されています。先日も艦載VTOLの開発を発表していますので、どんだけVTOL好きなんだよと。とは言っても、技術検証用と言った感じが強ク、実用機を直接目指していると言う訳で話さそうです。いわゆる先尾翼式のスタイルではありますが、各翼内にはダクテッドファン式に大量にファンが並んでおり、翼毎向きを変更する事で垂直/水平方向への推力を得ます。ファンは合計で24基。これは直接エンジンで駆動されるのではなく、オスプレイのエンジンで発電される電力によってモーターを駆動する、いわばハイブリッド式の動力によって動作します。オスプレイの様なチルトローター式ではなく、チルトウィング式と言えます。最高速度は555km/h〜740km/h。実機ではないのですが、動画からするとコックピットらしきものは想定されておらず、最初から無人機として開発されるのか、有人前提の無人機になるのかは不明です。全体はかなり異様な形状ですが、機体前部は「カスピ海の怪物」と呼ばれたソ連のWIG機に似てしまってますし、機体後部はグローバルホーク等のUAVに似たデザインになっています。実際、本当にこういうデザインで飛ぶのかはよくわかりませんが、その内に何らかの発表があるでしょうね。
参照:DARPA Announces VTOL X-Plane Phase 2 Design
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