Joerg Sprave氏の新作は、4本の苦無を使った十字手裏剣もどきです。我々のイメージする十字手裏剣は四方に刃が伸びた形状で、破損以外では形状を換えない固定刃の刃物です。氏の製作した十字手裏剣は、中央に回転軸を備えた4本のクナイの集合体で、展開時には十方手裏剣ですが、収納時にはクナイをスタックした様になっています。スタックした状態で投げる事で、その回転力で展開し、ターゲットに刺さり易くなると言う訳です。クナイ単体でも近距離なら板に刺さる程度の威力はありますが、少し離れたらとたんに難しくなります。日本には棒手裏剣や表等もありますが、手裏剣程には知られていないでしょうし。あちらの発想なのか、氏の独自の発想なのかはわかりませんが、少なくとも手裏剣は折り畳めないと言う固定イメージがある日本人では出来ない、かなり自由なアイデアでしょう。いやぁ、勉強になりますなぁ。
参照:Most Dangerous Folding Fan? (Huge Pocket Shuriken)
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