アップル社からはSiri からコントロール可能なスピーカー「HomePod」が発表されています。こちらの販売は12月からが予定されていますが、これは単独の開発や製造上の問題では無く、再生に必要なAirPlay2がiOS11から搭載される為、その普及を待っての事かも知れません。このAirPlay2は、オーディオメーカー各社が進めているマルチルームオーディオの機能を備えており、各部屋にHomePodを置いておけば、移動する毎にその部屋のHomePodをならすと言った使い方も可能になっています。メッシュ状とは言え、MacProによく似た外形と、iPod Hi-Fi以来のアップルが開発したスピーカーと言う事で、失敗は約束されたも同然…いえいえ。内部には7基のツィータと1基のウーファを備え、無指向性のスピーカーになります。そのため、ステレオ再生を楽しむと言うよりは、音楽で空間を充たすと言った使い方がメインとなります。さらに、6基のマイクアレイを内蔵し、これをSiri経由で制御する事を可能にしています。接続は無線LANで、全体をコントロールするのはA8チップ。もしかすると、AirPodにも採用されているW1チップの機能も、一部を担っているのかも知れません。ただ、無線でHDMIを転送するWiDiがぶつぶつと映像音声ともにきれるとんでもない代物だったので、ちょっと用心した方がいいのかも知れません。12月から英語圏での販売が予定されていますが、日本での販売は未定。一部では、来年とも言われています。
参照:HomePod、家庭での音楽の楽しみ方を再発明
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