ついにと言うか、ようやくと言うか、iPad Proが発表されました。CPUにはiPad Air2よりも2倍のメモリ帯域、2倍のストレージアクセス速度を実現したA9X。画面も対角12.9"で、表示ドット数は2732x2048。当然、グラフィック部も強化されています。モーションコントロールプロセッサのM9に相当する機能の説明はありませんでしたが、どうもA9/A9Xに内蔵された様です。すごいと思うのは4スピーカーを内蔵して、向きによってサウンド出力をかえられること。縦/横置きにした際でも、きちんとステレオサウンドが聞こえると言う事でしょう。言われてみれば、従来は底面側にしかスピーカーがなかったので、横置きにした際にはステレオサウンドにはならず、左右いずれかの方向からサウンドが同時に聞こえると言う状況でした。それが、きちんとステレオ再生できる様になる訳で、これはちょっとうれしいです。無線LANはIEEE802.11ac対応で、キャリアモデルは150MbpsのLTEに対応します。大型化した事により、内蔵バッテリも大型化した様で、消費電力が増えたと思われるA9Xを使用しても最大駆動時間は10時間を確保しています。参考までに、厚みは6.9mmになり、iPad Airの7.5mmよりは薄くなりましたが、iPad Air2の6.1mmよりは厚くなっています。外装は航空機グレードのアルミ合金製で、これは自主開発だそうで。ストレージに関しては、Wi-Fiモデルで32GB/128GBの2製品しか用意されず、セルラーモデルでは128GBのみになります。なお、感圧タッチパネルに付いては明言がありませんでしたが、アクセサリとして感圧機能付きのスタイラスペンApplePencilが販売されます。11月からの販売が予定され、Wi-Fiモデルが$799/$949、セルラーモデルで$1079の様です。ちょっと待て、AppleSIM対応ってなんだ?
同時に発表されたアクセサリがキーボードのSmartKeyboard、スタイラスペンのApplePencilを組み合わせると、純正だけでノートPC並みの環境を揃える事が可能になります。つか、それ以上かも知れません。
参照:iPad Pro
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