iPad Proの発表と同時に周辺機器も発表されています。一つがBluetoothスタイラスペンの「ApplePencil」、もう一つが「SmartKeyboard」で、いずれもiPad Pro専用になっています。
ApplePencilはWACOM社のBamboo Fineline 2やIntuos Creative Stylus 2等と似て非なる製品で、筆圧や傾き等をペン側で処理する点では同種の機能を持ちます。WACOM社の製品は電磁誘導方式でそれらを処理しますが、こちらでは筆圧センサと2個の傾斜センサでそれを検知します。細身のペン軸は鉛筆の様で、握り易いとは言えないかも知れませんが、シンプルで使い易そうです。センサ等に使用する電源としてバッテリが内蔵され、なんとLightningコネクタで充電します。15秒の接続で30分の使用が可能とあっては、ちょっと期待せざるを得ませんが。フル充電の状態では12時間の使用が可能だそうです。
SmartKeyboardはディスプレイカバー兼用の製品で、これを付けた状態ではSurfacePro3によく似た形状になります。こちらはBluetoothではなく、新開発のSmartConnector経由での接続になり、ペアリング等の必要もなく、装着すればそのまま使えます。こちらは接続と形状から、iPad Pro専用となり、公式ページでもそのように記述があります。キートップ間にスペースはありますが、実際には内側に水や埃がはいらない様になっており、厚みもわずかに3.2mmと非常に薄くなっています。その分、キーストロークは短くなり、ちょっと独特のタッチになります。
いずれも11月の販売が予定されており、国内の価格は未発表ですが、ティム・クックからは$99/$169と発表されています。
参照:Apple Pencil
参照:Smart Keyboard
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