ソニーからスマフォやタブレット端末にも内蔵できそうなレーザープロジェクタモジュール「LEZAB」が発表されています。あくまでもパーツとしての販売になる為、これだけで完結する訳ではないのですが、それにしても小さい。モジュールそのものは52.5mm(V) × 63.0mm(H) × 7.2mm(D)と非常に小さいモジュールですが、光源にはLEDではなく、RGB三色のレーザー光を用いているのが特徴です。サイズ的にはタブレット端末等に組み込む事も可能で、ちょっと厚めのスマフォでもいけるくらいです。表示解像度は1920x720とちょっと変則的ですが、一般的なピコプロジェクタの物理解像度を大きく越えています。また、レーザー光源である事で高輝度/高コントラストが確保できる上、フォーカスフリーが実現できており、3m先に105インチ相当の表示が可能になっています。また、斜め画像補正回路によって、斜め方向から投影した場合の台形歪みを補正し、長方形の表示にする事が可能です。ただし、この際には外部回路が必要になるのと、実表示解像度が変わる可能性がありますけど。とは言え、高解像度のタブレット端末等は、既にこの解像度を超える表示を実現しているので、単純にミラーリングと言うのもボトルネックが大きい気がします。できれば、低価格な外付け小型プロジェクタに結びついて欲しいところです。正直、ここまでレーザプロジェクタが小型化された事には驚きますね。
参照:ピコプロジェクターモジュール
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