ヤマハから、スタインバーグ社との共同開発である、ハイレゾ対応のUSBオーディオ/MIDIインターフェース「UR22mkII」が発表されています。製品名に妙に「2」が多い気がするのですが、それはさておき。旧機種の192KHz/24bitのサウンド入出力と、独自のプリアンプD-PREの搭載はそのままで、質の向上とiPadへの対応が追加されています。PC/Macとの接続はUSB2.0で、バスパワー駆動と別にmicroUSB端子による電力供給が選択できます。元々、Lightningポートの電力供給能力は低いので、外部からの電力供給を受けられる様になっているのは朗報かも知れません。また、汎用のバスパワー電源が使用できるのもありがたい事です。前面にはマイク/ラインのアナログ入力が2基、ch2はHi-Z任対応しており、前面パネルのスイッチで切り替え可能です。背面にはMIDIのIN/OUTが各1ポート、アナログライン出力が2ポート用意されます。今風にストリーミング配信に便利なループバック再生機能に対応し、CUBASE-AI/LE等の使用が可能なので、買ったその日から使う事ができます。もっとも、iPadとの接続には純正のカメラコネクションキットが必要ですし、外部電源での動作が絶対条件になります。単独での動作環境はOS X 10.7.5 / 10.8.5 / 10.9.x / 10.10及びWindows7/8/8.1/10で、CUBASEの動作環境はMacのみ10.9/10.10となっています。アプリケーションに関しては、CoreAudio/ASIO/WDMと互換性を持つアプリケーションが使えますから、CUBASEに固定したものではありませんが。11月中旬からの販売が予定され、店頭予想価格は14500円程との事です。
参照:スタインバーグ USBオーディオインターフェース『UR22mkII』
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