LaCie社からは、巨大な外付けRAIDドライブも発表されています。「6big/12big Thunderbolt3」がそれで、それぞれ6台/12台のハードディスクを内蔵したハードウェアRAIDドライブになります。商品名の通りにThunderbolt3接続か、USB3.1Gen.2に対応しています。いずれもUSB-Cを接続コネクタに持ちますが、パフォーマンスの関係からか、接続先は別々になっていますので、使用時には注意した方が良さそうです。Thunderbolt3用は2ポートが用意されますので、デイジーチェーン方式の中間にも設置が可能です。RAID構成はRAID0/5/6/50を取る事が可能で、それぞれ容量が異なります。各ドライブベイには4TB/6TB/8TB/10TBのドライブを内蔵していますので、出荷時の容量は6bigで20TB〜50TB、12bigで44TB〜110TB。最速のRAID0構成を取った場合で、Thunderboly3接続時の最大転送速度はそれぞれ1400MB/Sec,2600MB/Secとなり、この辺りが実使用上の上限かと。ちなみに、USB3.1Gen.2接続時では、これが400MB/Sec程度まで落ちますので、速度的にはThunderbolt3接続がよりよいと言う事になります。RAID構成は専用アプリからいつでも変更可能ですが、リビルドにはかなり時間がかかる事が予想されるので、変更には週末一杯くらいを予定しておいた方がいいのかも知れません。また、各ドライブベイはホットスワップ可能なので、通電状態でも交換が可能にはなっています。RAID5/6構成ならば、自動的に再構築しますので、万が一の故障時でも安心して使えます。国内ではエレコム社の取り扱いになりますが、現状では未だ発表は有りません。
参照:LaCie 6big/12big Thunderbolt 3
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