電動モーター駆動のVTOLが話題になっていますが、あの機体は航空機であって、地上を走る車ではありません。こちらの分野では老舗と言ってもいいAutomobil社から、今年の試作モデルの発表がありました。ついでに、最新の動画も揚がってます。基本デザインは従来デザインと同一ながらも、細かなチューニングが施されている様で、微妙に細部が違っている様に思われます。微妙ですが、カッチョよくなりました。両側のドアはバタフライ方式で上に跳ね上げる形式で、よく言えばスーパーカーのカウンタックと似た形式。主翼は天井から後方に収納する形式をとり、飛行モードへの変換は3分以内に行う事ができます。流石に尾翼は折り畳む事ができませんが、この方式ならば側面からの風の影響はそれほど受けずに済みます。具体的な仕様も明らかになっており、地上走行距離は700km、航続距離は750kmとしており、空中での最高速は360km/h。離陸時最大荷重は960kgと、ちょっと少なめな値です。例え実用化されたとしても、日本では需要が少ないんじゃないかと思います。ただ、一度、飛んでいる姿を見てみたいと思いますねぇ。
参照:AeroMobil, Unique Limited Edition Flying Car, Launched at Top Marques Show
0 件のコメント:
コメントを投稿