火曜日, 2月 14, 2017

【土佐打刃物】クジラの形をしたナイフ

多分40代から50代の方ならば、子供の頃にナイフを買って、鉛筆削り等に利用した経験がおありかと思います。当時、シャーペンは出始めの頃で、まだまだ高価でしたし、鉛筆削りと言えば机の上に置いてハンドルを回すタイプが主流でした。カッターですら、未だ一般に出回ってはいなかった頃ですから、必然的に肥後之守等のナイフを使って鉛筆を削っていた訳です。ナイフを使う事で刃物の危険性等も「身に染みて」体験した訳で、そう言う教育が行なわれないのは如何なものかとも思うのですが、確かに危険性もある訳です。高知県香美市の地場産業振興の為のオンラインストアで、土佐打刃物の「くじらナイフ」が販売されています。これは肥後之守の様なフォールディングタイプではなく、固定刃式のナイフになりますが、全体が鯨のユニークな形をしています。元々は、親御さんからの「安全な鉛筆削りの為のナイフ」と言う要望に応えて作成されたナイフの様です。そのデザインの中のマッコウクジラを模したナイフは切っ先が丸くなっており、要望にぴったりだったのではないかと。他のナイフにはしっかりと切っ先がついていますが、親御さんがきちんと教えれば問題はないでしょう。つか、親御さんが刃物の使い方や危険性を教えずに、誰が教えると言うんですか?ここまでは躾の範囲内だと思います。土佐打刃物としてキチンと鍛えられている為、刃物としても問題はなさそうです。オンラインストアでの販売価格は一振り2160円(税込み)になります。蛇足ですが、ミンククジラの雄を模したナイフは、どことなく某亀怪獣映画の大悪獣ギロンにそっくりだったりするんです。
参照:くじらナイフ

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