月曜日, 1月 05, 2009

上り階段に強いキャリーバッグデザイン

Woo Moonhyung氏の手によるキャリーバッグのコンセプトデザインですが、上り階段に強い構造をとっています。通常、キャリーバッグと言えば底面か側面に2個から4個のタイヤを配置しており、平面を持ち運ぶのには便利ですが、階段等では一般的なバッグと同様に持ち替える必要がありました。このデザインでは、多少の段差をものともしない様に、左右の縁にキャタピラ状のベルトを配置しており、多少の段差があってもスムースな上下動が可能になります。また、荷物室の形状は前後対称になっており、どちらの方向にも引っ張る事ができます。ただし、形状から、どうしても荷物室そのものの容積が制限されてしまうため、これが汎用として使用できるかに関しては疑問が残ります。また、内部のベルト支持ローラの場所によっては、動きが悪くなる可能性があるため、その辺りに更なる改良の余地はあります。ただ、やはりこういうデザインはかなり良いと思いますし、着眼点も優れたものだと思います。
参照:Climbing up suitcase

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