水曜日, 12月 09, 2015

【キングジム】変態的なキーボードを搭載したノートPC

キングジム社から、ポータブルタイプのノートPC「XMC10」が発表されています。最大の特徴は左右独立で90度回転するスライドアーク キーボードで、使用時には本体幅からキーボードがはみ出す形式になります。その変形っぷりと中央で別れる様が、往年のIBMのノートPC ThinkPad 701Cに採用されたバタフライキーボードの衝撃以上のものを見る者に与えてくれます。このキーボードのおかげで、8"サイズにも関わらず、快適な入力を行なう事が可能になります。キーピッチは18mmで、ポインティングデバイスは光学式。タッチパッドも装備していませんので、マルチタッチジェスチャを駆使している方には、使い勝手が悪いと感じられる事もあるかと思います。収納時にはA5版の手帳サイズになります。画面サイズは8”で、分解能は1280x768。標準的なタブレット端末からタッチパネルを除き、その代わりにキーボードを付けたかの様なハードウェア構成で、電源もUSBバスパワータイプです。その為、市販のモバイルバッテリも使えると言うありがたさ。内蔵バッテリ単独でも5時間の使用が可能です。ただし、ストレージはeMMCの32GBと少ないので、microSDメモリカードスロットに大容量のカードを装着しておく事が望ましいと思われます。Office365の1年間のライセンスが付いているので仕事でばりばり使う方には向いているかと。OSはWindows10Homeです。店頭予想価格は9万円前後との事です。

参照:ポータブック「XMC10」

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