バッファロー社から、多機能無線LANルータ「WXR-1900DHP2」が発表されています。2.4GHz/5GHz両周波数帯に対応し、最大通信速度は1300Mbps(11ac) + 600Mbps(11n)にもなります。天板側の巨大な3本の高感度アンテナは可動式で、向きを変える事である程度の指向性制御が可能です。が、この製品の最大の特徴は、「干渉波自動回避機能」「バンドステアリング機能」の二つです。特に2.4GHz帯は電子レンジ等のノイズの影響を受け易かったのですが、これらのノイズを検出して、自動的に通信チャネルを変更する事を可能にしたのが干渉波自動回避機能です。また、2.4GHz/5GHzのいずれかが混雑した際に、より空いている周波数帯に誘導するのがバンドステアリング機能です。実質的には2.4GHz帯の混雑を、5GHz帯に誘導する事になりますが。ただし、この機能が動作しないシステムもあるとの事で、どこまでが対応しているかは不明です。なお、この2大機能は1月に予定されているファームウェアアップデート後に利用可能になります。なんだよ、期待させてお預けか?!その他、指向性制御による高速化技術ビームフォーミング/ビームフォーミングEXを搭載し、USBポートに接続したHDDの共有等の機能を有します。2.4GHz/5GHz両周波数帯での中継機能も有しており、フラッグシップ的な無線LANルータと言えます。対応OSとしてはWindows Vista/7/8/8.1/10,MacOSX 10.5〜10.11,iOS5以降,Android2.2以降とされています。オンラインでの販売価格は22100円(税抜き)です。
参照:無線LAN親機(Wi-Fiルーター)「WXR-1900DHP2」
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