Kingston社から、高セキュリティのフラッシュメモリ「Ironkey D300」が発表されています。一見するとごく普通のフラッシュメモリで、サイズとしては77.9 mm(L) x 22.2 mm(W) x 12.05 mm(D)と、ちょっと長め。このフラッシュメモリの特徴は、高度な暗号化性能に有ります。FIPS 140-2 Level 3認証済みの256bitAES暗号化にハードウェアレベルで対応しており、不正アクセス防止の為にパスワードを10回間違えたら自動的にロックされ、再フォーマットがされると言う自爆機能も持っています。万が一の盗難の際にも、アクセスコードを解析中にデータを吹っ飛ばす事になります。やはり、自爆機能は漢のロマン…とは言いませんが、安心して企業でも使える事になります。さらに、管理用モデルも用意されますが、これにはDataLocker®社のIronKey EMSが必要になり、さらに高度なデータ管理を行なう事ができます。1.2mの水深にまで耐えられるIPX8相当の防水性能を有していますが、これは亜鉛合金製のケースと改ざん防止用のエポキシシールのおかげでもあります。その影響からか、読み取り速度80MB/Sec〜250MB/Secに対して、書き込み速度が12MB/Sec〜85MB/Secと圧倒的に遅くなります。容量としては4GB/8GB/16GB/32GB/64GB/128GBが用意され、対応OSはWindows Vista/7/8/8.1/10,MacOSX 10.9.x〜10.11.x,Linux2.6.xですが、管理モデルはLinux非対応です。それにしても、購入先として表示される販売店がAmazon,NTT-Xの他に上海問屋とは…。
参照:IronKey D300
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