ブラザーUSA社で発表しているのはQuattro 6000Dと言うミシンで、ブラザー社ではソーイングステーションと命名しているシリーズの製品になります。本体に組み込まれた7"(H)x4.5"(W)のワイド液晶はタッチパネル式で、26万色表示が可能です。視野角は水平方向に160度、垂直方向に140度とかなり広くなっています。解像度は不明ですが、超高解像度と言う程ではないと考えられます。本体にはあちこちに照明が配置され、布面や作業用のスペースを明るく照らし出す事ができます。また、この照明はInnovEyeと言う機能に連動していて、作業中の針の部分をLCDに表示する事ができます。重要な機能として、コンピュータと接続して、刺繍のデザインを転送して、それを元にした刺繍ができる様です。簡単に言えば、これは画像をPCから転送して、その通りに刺繍ができると言う優れものなミシンです。また、手元を大型液晶に表示させる事で、細かなところの修正もできますし、万が一の危険性も避ける事ができるのではないかと思われます。ミシン自体は国内販売にはなっていませんが、今後の展開次第では、国内販売もあり得る製品と考えられます。コスプレ等の衣装作成には、これが有効な手段になり得るでしょう。
参照:CREATIVITY TIMES FOUR™: Embroidery, Sewing, Quilting and Crafting
2 件のコメント:
こんなすごいの出て来たら、コスプレ以前に日本の縫製業界と文化服装学院が泣いて喜ぶと思いますです。
ちなみにうちの母親、JUKIの古い工業用直線縫いのミシン持ってますが、買い替えようかとJUKIとブラザーに問い合わせたら、「勿体ない、いまは国内向けは全部中国製の安物だけです。それを大事にメンテしながら使ってください」と言われたそうです。どんなに高額でも、中国製ですとさ。
で、なんで文化が出てくるかというと、最近うちの母親が文化の新宿校舎の生涯学習で裁縫講習受けに行ってて、それなりにいいミシン設置してあるそうです。でも相当古くて、母親曰く「前に捨てた40年前のミシンと同じだったわ〜、あれ捨てるんじゃなかった」だそうですから。
姐御、どもです
なんかねぇ、小学校の頃に家庭科の授業で脚踏みミシンを使った記憶が…、アワアワ。まぁ、古い物が必ずしも悪い物と決まった訳じゃなし、使える物は使った方がいいと思うんですよ(汗)。ただ、楽しようとか、もっと便利に使おうと思ったら、新しい物がいいのも確かな訳でして。さすがに、40年前のミシンだと、JPEG画像を元にした刺繍はできないでそ!?
まぁ、ミシンみたいな物だと、コスト的に生産は中国なんでしょうなぁ。
コメントを投稿